STRUCTURE
木造軸組工法
【金物工法】
木造軸組工法は、日本の気候・風土に適しており、
古くからその技術は積み重ねられ、最も広く普及している工法です。
また木造軸組工法は木造枠組壁工法(2×4工法)と異なり
柱・梁の軸組で構成している為、窓の大きさ・間取りなどの自由度が高く、
ライフスタイルの変化による増改築などにも柔軟に対応できます。
フラプトでは在来工法の弱点とされていた柱・梁の接合部の
断面欠損を減らすため、「金物工法」を採用しております。
在来工法では継手・仕口にほぞ・ほぞ穴を加工しているのに対し
金物工法では、構造金物とドリフトピンで固定することで
木材の断面欠損を最小限にすることができます。
それにより接合部強度が高まり、耐震性が向上するとともに
高精度の施工を行うことができます。
床面は面剛性を高め、耐震性の優れた「剛床工法」とすることで、
水平力による変形やねじれに対し強い建物となっております。
フラプトは精度の高い軸組と、剛床、耐力壁によって
地震による水平力を負担する、耐震性能の高い建物を提供いたします。
INSULATION
付加断熱工法
【充填断熱工法+外張断熱工法】
ZEH Oriented 基準
付加断熱工法は柱間に断熱材を施工する充填断熱工法と、外側に断熱材を施工する外張断熱工法を組合わせた二重断熱構造となっております。
充填断熱工法と外張断熱工法の各工法ではメリットがある一方、デメリットもあります。付加断熱工法とすることにより、各工法のデメリットを解消し、高断熱住宅を実現します。断熱材にはグラスウールを採用し、断熱層を厚くすることにより、熱伝導率と厚さとの関係で、高い断熱性能を確保しております。またグラスウールはガラスなどを高温で溶かして細かい繊維状にしたものであり柔軟性がある為、発泡プラスチック系断熱材と比べると、木材の乾燥・収縮に対しての追従性が高く、高温多湿下においては断熱材それ自体の収縮変形が少ない為、経年劣化による断熱性能の低下が少ないと言われております。また、フラプトの住宅は、令和4年度より完全施行された「改正建築物省エネ法」による「ZEH Oriented 基準」に対応しており、従来の熱損失係数(Q値)から外皮平均熱貫流率(UA値)への改正後の評価である断熱等性能等級は、等級5(UA値0.4W/㎡・K以下)、一次エネルギー消費等級は、20%以上一次エネルギー削減を実現する、最上位の等級6となっております。
経済産業省と環境省による「ZEH支援事業」により、ZEH Orientedの住まいを建てると、55万円(令和6年度)の補助金を受けることができます。
公募方法は先着方式のため、早めの申請が必要です。
VENTILATION
第三種換気方式
【24時間換気システム】
換気はホルムアルデヒドや日常生活によって発生する汚染物質等が屋内に
蓄積しないように、常時新鮮な空気と入替える為に行います。
また、シックハウス対策として建築基準法で2003年より法令等が施行され、
24時間換気システムを導入し、建物全体に対して0.5回/h
(2時間に1回の割合で室内空気を入替える)の換気が義務付けとなっております。
換気方式には第一種換気方式(機械給気・機械排気)、第二種換気方式
(機械給気・自然排気)、第三種換気方式(自然給気・機械排気)があります。
北海道の換気方式では第一種換気方式のダクトの汚染問題やメンテナンスの
煩雑さなどの点から、第三種換気方式が多く採用されております。
フラプトの住宅は高気密・高断熱の為、第三種換気方式を採用することで
安定した換気を確保し、その室の性格に合わせて機械排気を設けることで
室内の内部結露の発生を抑制します。また、機械排気により室内が負圧となり、
壁体内への湿気の侵入を抑制し、メンテナンス性にも優れている為、
建物の長寿命化にも効果があります。
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